folk
目指したのは飾らない日々の道具であること
東北の手仕事から着想を得て、籠編みと鞄づくりの技術を合わせることで生まれた籠編みの革鞄
民藝や工芸にも通ずる技術で、革の持つ傷やシミ、色ムラも個性として生かせるものづくり
しなやかに編み上げた革の重なりは独特なゆらぎと奥行を生み、経年変化により自分だけの表情へ育っていきます。
この先の時間を共に歩んでゆく鞄です。
素材と作る手法について

無染色でナチュラルなヌメ革は使い始めたときからゆっくりと経年変化が始まり、どんな表情になっていくのかと想像しては愛おしくなります。
folkには国内で製造される植物タンニン鞣しの牛革を使用しています。
その中でも傷や色ムラ、シミ等が原因で一級品には出来ない皮革を選び使用しています。
それらの特徴を生き物の持つ個性と捉え、現れる表情をお楽しみください。

素材となる革ひごは、定規を使わずにわたしたちがフリーハンドで裁断しています。
直線ではない、ゆらりとしたひごによる編み目はどことなく不均一で、緩やかに優しい表情を生み出します。
素材の個性と手仕事が相まって、ひとつとして同じものはない鞄が生まれます。
Iron color~ 鉄媒染について

植物タンニン鞣しのナチュラルカラーとは別に鉄媒染を施した[ iron color ]もあります。
革に含まれる植物タンニン(渋)と鉄分を化学反応させて深い黒味がかった色味に染めています。
素材を切り出した後に染め、仕立てており、染料を使っていないため色移りもしにくいのが特徴です。

黒とも灰とも言い難い独特な色味は、元々の素材の持つ色ムラも加わり不規則な濃淡が生まれます。
植物タンニン鞣しの経年変化により赤味や茶色味が徐々に現れ、独特な暗い錆色へと変化していきます。
ナチュラルカラーとは異なるシックな組み合わせを楽しめます。
鞄のサイズのはなし

folkは、お客さまのお好みに合わせてお仕立てします。
basicサイズ (ハンドルの高さを含まず)
・size L w320 x h240 x d120 mm
・size M w280 x h210 x d90 mm
・size S w240 x h120 x d60 mm
basicサイズに以下のoptinを追加できます。
option:ファスナー、かぶせ、
ストラップ、
ハンドルの延長、
高さ・奥行きの増減、
Iron color(鉄媒染)
[参考価格]
・folk -size L-(上画像右奥)
option:ファスナー、ストラップ ¥190,300
・folk -size M-(上画像右前)
option:無 ¥110,000
・folk -size S-(上画像左)
option:ファスナー、ストラップ、ハンドル無 ¥85,800
現在folkは、お問い合わせによる直接の受注を承っております。
(オンラインショップでの販売は行っておりません。)
仕様・サイズ・金額についてのご質問や、ご購入を検討されている場合は、当ショップの問い合わせよりご連絡をお願いします。
