【 わたしたちが使用する革について 】
作る鞄や財布のデザインに合わせて牛、豚、鹿等の革を使い分けています。
牛革、豚革については食肉加工過程からの副産物であり、鹿革については害獣駆除からの副産物です。
生き物からの恩恵を大切に、その魅力をお届けしたく一つ一つ私たちが作っています。
主に使用している植物タンニン鞣の牛革は、使っていくにつれて色艶に味わいを増し、風合いが変化していく素材です。
使う人それぞれの経年変化をお楽しみいただけます。
【牛革】
産地:日本、ヨーロッパ
鞄、財布、小物全般に使用しています。
主に使用している植物タンニン鞣の牛革は丈夫でコシがあるのが特徴で、経年による風合いの変化を楽しめる素材です。硬めで厚みのあるものやしなやかで軽めなものなどデザインに合わせて異なる種類のものを使用しています。
質感や色にもこだわり国内外から厳選しています。
一部鞄にはヌバックと呼ばれる表面を起毛加工したものを使用しています。クロム鞣という製法により柔らかくふんわりとした質感が特徴です。
植物タンニン鞣の革程経年変化は現れませんが、さらりと滑らかで温かみのある手触りが楽しめます。
【豚革】
産地:日本
一部鞄(革袋)に使用しています。
ピッグスエードという革の裏側(繊維側)に起毛加工を施したもので、軽くて柔らかく上品な手触りと豊富なカラーバリエーションが特徴です。
鮮やかな色味や淡い色味など、植物タンニン鞣の牛革とは異なる色遊びをお楽しみいただけます。
【鹿革】
産地:日本(宮城県石巻市)
一部鞄、小物に使用しています。
地元猟師の協力のもと害獣駆除により殺処分された鹿のものを使用しています。肉はジビエ料理として親しまれていますが、革の活用はそこまで一般的ではなく供給数は決して多くはありません。
野生動物であるため個体差も大きく、生前の傷や虫刺されの跡なども多くみられますが、それも自然で生きた証として強度に支障がない範囲で使用しています。
同じものが一つとないまさに一点モノの表情をお楽しみいただけます。
【植物タンニン鞣]
植物タンニン鞣しとは、植物の樹皮や幹などから抽出されるタンニン(渋)を使用する鞣し方法を指します。
植物タンニンで鞣された革の特徴は、コシがあり日光や皮脂により色艶や風合いが変化していきます。
革の製造に約1〜2ヶ月の時間がかかりますが環境への負担も少ない古来から続けられている製法です。
どうぞ緩やかな経年変化をお楽しみ下さい。
【クロム鞣】
塩基性硫酸クロムという薬品を使って革を鞣す方法です。柔らかく弾力性に優れており、発色が良いのも特徴です。
またタンニン鞣に比べて短時間で大量生産が可能なため、現在では革製品の多くがクロムなめしされています。